犬と穏やかに暮らす方法

〜犬という存在を考える〜

今回のテーマは、犬という存在について考えていきたいと思います。

 

犬は、現在私たちにとってとても身近な存在になっています。

 

犬派、猫派と分かれているところはありますが、犬はとても忠義に厚く、良くしてくれた飼い主には敬意を持って接してくれるという印象があります。

 

実際、犬は良くしてくれた飼い主の言うことはよく聞く生き物です。しかし、育て方を誤ってしまうと手が付けられないわがままな犬に育ってしまい、飼い主や他の人に噛みついてしまうこともあり、それはしばしば重大な問題に発展してしまうことも多くあります。

 

これでは犬と共存することなど、夢のまた夢です。

 

前回の記事でも少し触れていますが、犬とは本来完全なる縦社会で生きています。ですので、上下関係は犬にとって本能的に求めることであり、これは人との間にあっても全く同じことが言えるのです。

 

犬と接するときは、手放しに褒めるのではなく、適度に叱る、そして褒める、これが基本です。

 

これが出来れば、犬は飼い主を尊敬し、人もまた健気に言うことを聞いてくれる犬に愛着を持つことで信頼関係を構築することが出来るのです。

 

犬を飼う際、犬が可愛いから飼いたいという話をよく耳にします。

 

それ自体はとても良いことでだと私は思っています。愛着が沸くから一緒に生活してみたい、そして犬がいる生活を想像して、犬と仲良く遊んで暮らす未来を望むからこそ、今日まで犬が人気な理由の一つだと思います。

 

ですが、ここで一つ考えてほしいことがあります。

 

犬は人のパートナーになり得る存在ですが、悲しいことにそうではなく流行りに乗って飼ってしまった、なんとなく犬が欲しいから飼った等軽い気持ちで飼ってしまい、手に負えなくなってしまった後捨ててしまうこともよく聞かれる話です。

 

犬は生き物です。

 

見栄を張るための道具でもなければ、おもちゃなどでは決してないのです。

 

毎年、殺処分される野良犬などの記事を見るととても悲しい気持ちになります。

 

ごく少数の心無い人のために不幸になる犬があることはとても悲しいことですが、ほとんどの人はそうでないことも分かりますので、周囲の意識が変わればこの問題は減ると思います。

 

この記事を読んでいる人は、そもそも犬に対し敬意を払う人だと思いますので周りに犬のことで、軽い考えを持っている人がいれば直接的ではないにしても注意喚起をしてもらえると、この記事を書く私としても嬉しいことです。

 

犬にとって飼い主は、世界で頼りにできる唯一の存在であってほしいと私は思っています。

 

飼い主は、犬を自分の家族と接するときと同じように真摯に向き合わなければいけないとも思っています。

 

少し考えてみてください。

 

犬の寿命は人と比べてはるかに短いものです。精々長生きしても10〜12年生きれば長生きした言ってよいでしょう。

 

その短い寿命の中で、人に対して精一杯尽くそうと体全体を使ってきます。これは少しでも自分を見てくれと訴えかけているのだと、私は思っています。

 

そんな犬の生涯に対して、飼い主は向き合う義務があり、それがお互いの信頼関係に繋がり、お互いの心を豊かにしていくのです。

 

犬が言うことを聞かないのであれば、それはどこか犬に対して真摯に向き合えていない兆しなのかもしれません。

 

ここまで色々を書いてきましたが、私自身も犬との関係が上手くいかないことが多くあります。

 

私は、過去に犬の訓練を行う機会を頂いたことがあります。

 

当時、犬のことがよく分かっておらず、言うことを聞かないと勝手にイライラして犬に当たったことがあります。

 

そのしっぺ返しとして、ある日、私は右手を思い切り噛みつかれたことがあります。

 

その傷は今でもくっきりと残っていますし、これを見るたびにその時、自分はなんて愚かなことをしていたんだと考えてしまいます。

 

その一件以来、犬が何か出来なくても、イライラするのではなく、なんで出来ないのかを考え、出来るまで思考錯誤し、出来ればしっかり褒めて犬と喜びを分かち合うことを強く意識するようになりました。

 

犬は良くも悪くも素直な生き物です。良くしてくれた人には忠義を尽くします。虐げられた人には牙を剥きます。

 

良くするということは、決して甘やかすということではなく、お互いに尊重し合う、強い信頼関係をもつことです。

 

無駄吠えをする、噛みつく、どこでも糞尿をする、注意しても止めない、だからこの犬はダメだと決めつけてしまうこともよく聞くことであります。

 

しかし、問題行動には必ず理由があり、それが上手く解決されていないことが問題の根幹にあることがほとんどです。

 

犬は言葉を話すことが出来ません。犬が飼い主に気持ちを伝える手段は吠えるか体を動かして表現をするしか方法がないのです。

 

飼い主はこのことを十分に理解し、犬と接することで、犬が取る行動に対しておおらかになることが出来るでしょう。

 

ここまで犬という存在について書いてきましたが、まず大切なことは、お互いを尊重し合うことからだと思います。

 

それが出来れば、自然と接し方にも余裕が出てきて穏やかな心で犬と接することが出来ることでしょう。

 

犬は味方であり、犬は家族です。

 

皆さんには、愛犬とともに末永く穏やかな生活を続けてほしいと思います。

 

次は簡単な訓練方法などを紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

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